サイバーノーガード戦法?

Edge(id:Fumi-pooh)さんの2/6のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/Fumi-pooh/20060206/p1)に、興味深い内容がありますわ。

少しの話になるのですが、コンピュータソフトウェア著作権協会ACCS)のサイトがとあるクラッカーに不正アクセスされた事件も、某レンタサーバー業者が脆弱なcgiプログラムを使用していたことが原因だったのですが、こともあろうに、その業者は逆切れして「サイバーノーガード戦法」なる開き直りをしたことは皆さんもご存知のことだと思います。

この場合のレンタルサーバ業者さんは、確かファーストサーバーさんだったと思いますわ。
ファーストサーバーさんが取られた対応は、

  • 脆弱性があるCGIについてのアナウンスと置き換えのお願い

という、サイバーノーガード戦法とはいえない「まともな」対応をされてると思いますの。

ファーストサーバ、ACCSに対する不正アクセス事件の調査結果を公表
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/18/5030.html

確かに、一部の確認結果に間違いがあったことも認められていますが、その上で「今後はどうしていきたい」という真摯な姿勢が見られますの。これをもって「サイバーノーガード戦法」といわれてしまったら、対策コストが低く済むサイバーノーガード戦法に大きな看板の誤りが出てきてしまいますわ。

確かお仕事上、セキュリティを専門とされていたとのことですが…これは大きな事実誤認でありますことよ。*1

*1:もしかして、気付いた時点で「こっそりと」その部分をお消しになられたり、修正されるおつもりかしら?